2009/04/29

オフィス・アメニティとワークプレイス

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オフィス(職場)レイアウトがなぜ重要なのでしょうか?

ミクロの戦略人事では、「職場のレイアウト」も問題になります。職場レイアウトが機能的なのはあたりまえのことですが、それ以上に「このオフィスで働きたい」という気持ちになることが大切です。

たとえば、「色彩計画」、「植栽計画」、「オフィスアート」など、空間レイアウトに対する考慮がされている職場は、働いていて快適だからオフィスワーカーに精神的な余裕を与え、それが間接的にホワイトカラーのアウトプット(生産性)向上につながる、とされています。 

つまり、オフィスで働くヒトがそのオフィスで働きたいと思い、場合によっては友達に自慢したいくらいで、それを「買い」とみるかどうか、それが鍵なのです。Engagement Surveyの結果にも影響するかもしれません。

また、それだけでなく、ファシリティ・マネジメントとしても経費の面で、適正コストで最大の生産性をあげるという財政的意味もるのです(バランストスコアカードの財務目標を思い出してください)。

オフィスアメニティ(職場の快適性)がそれほど重要なのですか?

オフィス・アメニティ(快適性)については、資料が少し古いですが、1990年代後半において米国企業がどんなアメニティを従業員に提供しているかというデータがあります。

すでに1990年代の米国企業では、68%の企業がカフェテリアを設置、56%の企業が従業員用のラウンジを設置、43%の企業が美術品(サイズ・価格は不明)を展示、42%の企業が屋根付駐車場を設置、38%の企業がトレーニングジムを設置、33%の企業が自動車のシェア(相乗り)を実施、22%の企業に社内ローン制度があり、12%の企業に託児所があったといいます。(IFMAによる。)

このように、オフィスアメニティは、単に快適性だけでなく、従業員福祉やダイバーシティ(多様性の掘り起こし)、「環境・エコ」対策、労働衛生環境の向上の意味を持っていることに注目すべきでしょう。

オフィスアメニティ(職場の快適性)だけが目的なのですか?

このように働き心地あるいは快適性向上という「オフィス・アメニティ」につい関心が向き勝ちですが、それだけなら、戦術的な課題のひとつでしょう。しかし事業戦略や商品戦略のほうも、忘れてはなりません。「人事は、戦略実行のためにある」という戦略人事の考え方では、たとえば「オフィス機能」だけを見ても、考慮すべき事柄は多いのです。


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